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イベント告知ーシリーズ対談第4回(最終回)長尾真×濱野智史

国立国会図書館(NDL)館長=情報工学者・長尾真氏のシリーズ対談、第4回目(これが最終回になります)の申込受付が開始されました。今回のゲストは『アーキテクチャの生態系』の著者、批評家の濱野智史さん。

今回も早いうちに予約で埋まってしまうことが予想されます。参加ご希望の方は下記イベント情報ページより早めにお申し込みください。

-information

図書館は視えなくなるか?―データベースからアーキテクチャへ
国立国会図書館長=情報工学者・長尾真のシリーズ対談

現・国立国会図書館長である情報工学者の長尾真氏がホスト役を務め、毎回異なるゲストを招いてのシリーズ対談を行ないます。全4回の開催を予定しています。なお、会場であるスルガ銀行ミッドタウン支店内のコミュニケーションスペース「d-labo」の空間デザインとコンテンツディレクションを担当した李明喜(matt)がファシリテーターを務めます。

これまで本という形を与えられていた情報は、インターネットをはじめとする様々な媒体の間を相互に行き来するようになりました。それによって人々と情報との付き合い方は、社会の中に特定の形の情報を揃えたデータベースがあり、そこへ人々がアクセスするという形から、言わば様々な形の情報が人々を環境—アーキテクチャとして取り囲むように変化してきています。情報との付き合い方の変化は人々が情報を利用してできることの変化でもあります。これまでデータベースとして機能してきた図書館も勿論、この変化の中にいます。これからの図書館はどんな形で、どんな新しい「できること」を提供できるのでしょうか。本シリーズでは、現・国立国会図書館長である情報工学者の長尾真氏が、毎回ゲストと対談する中で、その変化の特徴や可能性を探ります。

第4回 長尾真 × 濱野智史(批評家)
「これからの知−情報環境は人と知の関わりを変えるか」

「わかる」とは何か、知の構造化、集合知とオープンアクセス、etc... 情報環境の大きな動きの中、知そのもののありようが大きく揺らいでいるようにみえます。われわれは知との関わり方をどのように設計することができるのでしょうか。そして、知の集積として機能してきた図書館のアーキテクチャはどう変わっていくのでしょうか。知のあり方を長く探究し続けて来た情報工学者・長尾真氏と、情報社会論から新しい批評を切り開く批評家・濱野智史氏による、シリーズ最後をかざる未来に向けてのトークセッション!

日程:2009年12月10日(木) 19:00〜21:00 受付開始18:45〜
場所:d-labo by SURUGA bank
   東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー7F
TEL:03-5411-2363
WEB:http://www.d-labo-midtown.com/index.php

会場の都合上、予約いただいた方のご参加を優先させていただく場合がございますので、お早めのご予約をお願いいたします。また、席数に限りがございます。場合によっては立ち見とさせていただく可能性がございますが、ご了承ください。

予約メール:d-labo@surugabank.co.jp
イベント情報掲載ページ:http://www.d-labo-midtown.com/d-log-detail.php?id=190

対談ゲストプロフィール:

濱野 智史(はまの・さとし)

1980年生まれ。株式会社日本技芸リサーチャー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員を経て現職。専門は情報社会論。特にウェブサービスのアーキテクチャ分析を中心的に手がける。 著書に『アーキテクチャの生態系』(NTT出版,2008年)、主な論文に「ニコニコ動画の生成力」(『思想地図vol.2』NHK出版,2008年)など。

濱野智史の個人ウェブサイト@hatena

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