BIT THINGS @ YCAM
BIT THINGS @ YCAM/augmented reality(yamaguchi/2003)
クライアント:財団法人 山口市文化振興財団
プロデュース:阿部一直(YCAM)
ディレクション・空間デザイン:matt
webデザイン・システム:Semitransparent Design
山口市に2003年オープンしたYCAM山口情報芸術センター内のユーティリティ・コミュニケーションスペース。公共の場での現実空間とビット空間を繋げる=一つにする試みです。nature calls meに続いてSemitransparent Designとの共同創作です。セミトラのサイトで動画が見れます。rss.semitransparentdesign.com/2006/02/bitthings.html
子供たちに向けての新しいメディア体験ということを考えていましたが、子供たちの身体を通しての想像力は予想以上に素晴らしく、この環境を使って色んな遊び方を発見していました。それらも含めてとても可能性を感じるプロジェクトでしたが、現在は現実空間のみの運営になっています。アート作品としてではなく環境、パブリックスペースとして更新し運営し続けるということはオペレーションとデザインが一体となって取り組まなければならない問題です。特にこのようにあまり前例のない試みの場合それはより重要になります。今回のプロジェクトでは課題として残りました。が、僕は解決可能な問題だと考えています。
以下はプロジェクトのスケッチです。