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ぼくたちと本とが変わるときの話

numabooks内沼晋太郎さんのトークショーシリーズぼくたちと本とが変わるときの話 第5回に行ってきました。

第5回ということでしたが僕はこれが初めて。内沼さんがこれからはじめる「本の相談所(仮)」についてゲストの小林浩さん(月曜社取締役)や来場者に相談するーというちょっとおかしくて楽しいトークでした。内沼さんにはこれからも衛星であってほしいと思います。

トーク終了後に内沼さんに小林浩さんを紹介していただき少しだけお話しました。月曜社は人文社会・芸術書に絞って本の内容はもちろん版型から装丁まで真摯につくられた本を送り出している出版社です。それを二人でやっているというのがまたすごいです。いや二人だからできるのでしょう。科学書等でもこういう出版社が出てくれるといいのにねえ。

僕の月曜社お気に入りベスト3はこれです。

バートルビー―偶然性について <br>[附]ハーマン・メルヴィル『バートルビー』
ジョルジョ アガンベン
月曜社
売り上げランキング: 100763


民衆防衛とエコロジー闘争
ポール・ヴィリリオ 河村 一郎 沢里 岳史
月曜社
売り上げランキング: 526440


書物の不在 (叢書・エクリチュールの冒険)
モーリス・ブランショ
月曜社
売り上げランキング: 375353


『書物の不在』の画像がないのが残念ですが、月曜社の本は版型(手に持った時の感覚)も絶妙なのでぜひ書店や図書館で触ってみてください。

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