レイアウト、ゾーニング、ロケーション
ICCで開催中の展覧会「ライト・[イン]サイト:拡張する光,変容する知覚」を観てきました。先日は関連イベントのシンポジウムしか観ることができなかったので。
コンパクトな展覧会なのですが、印象的な体験がいくつかありました。特に《カメラ・ルシーダ:三次元音響観察室》2008年エヴェリーナ・ドムニチ&ドミートリー・ゲルファンド、《You and I, Horizontal》2006年アンソニー・マッコールは閉じた空間でしかできない体験の深度/強度において秀逸だと思います。こういうグループ展はキュレーション力に因るところが大きいのですが、四方さんさすがです。空間のレイアウトの重要性も再認識できる展覧会です。これは特に平日か週末でも午前中の人が少ない時間帯で観ることをおすすめします。
その後、BLUE SQUARE CAFEに移動して港千尋さん、ブックファースト新宿店店長梶野さんと淀渕さんとで打合せ。来年2月に開催予定の港さんの本のイベントについての企画で、僕もトークイベントに参加させていただく予定です。詳細決まりましたらお知らせします。それにしてもこの建物「モード学園コクーンタワー」のゾーニングは何度行っても分かりにくいです。
夜は青山ブックセンター六本木店にraster-noton インストアライブを観に行く。
イベントスペースではなく書店の売り場を営業時間中にも関わらずこのように使うのは日本ではあまりないことだと思いますが、こういうことはもっとあってもいいのではないでしょうか。
カールステン (carsten nicolai)はGRANBELL HOTEL SHIBUYAを愛用してくれているのですが、元々僕たちmattがデザインしていることを知らずにたまたま利用して気に入ってくれたので、そういうのは素直に嬉しいです。ロケーションが便利というのも大きいでしょうが。
アイデアの最新号に別冊で音楽CD付ヴィジュアルブック『raster-noton "aiff-tiff"』が付いています。